インテルは、リコール対象になったチップセットの一部の出荷を再開をするようだ。

インテル コーポレーション、チップセット製品の設計上の問題への対応策を更新

コンピューター・メーカーとの議論および要望に基づき、インテルは、この設計上の問題の影響を受けない PC のシステム構成でのみ利用できるインテル® 6 シリーズ・チップセットの出荷を再開しました。

まあ、はやいハナシ、ノートパソコンもしくは、内臓ドライブの拡張のできないボードタイで、ドライブを両方SATA3に接続している場合や、別途SATA3を追加で実装しているのなら、従来の問題のあるチップセットをそのまま使ってイイよ。各メーカーは、それを承知で製造販売しますよ。だから、すでに出荷済のでも、リコールしないパソコンもありますよ。ということでしょうね。

この措置で、すでに出荷を開始していた各メーカーは、直ちに生産を再開できるということで、生産ラインを休止させる期間が短くなるし、インテルも損害の補填が少なくてイイというところ。

とはいうものの、欠陥のある回路はそのまま生きていて、通電されているであろうから、経年変化とともに、隣接する回路への異常とか出るのんちゃうのん?とか思うんだけどどうよ?

もっとも、今月中旬に出荷が開始される改良型も、伝え聞いたところでは、問題の部分のトランジスタをKillするだけだとかということで、実は、もともと、そう重篤な自体でもなかったのかもしれなかったりして・・・。